Fortran入門
Fortran入門
Step 1 コンパイル
最も簡単なfortranのプログラムは
end
である. エディタを立ち上げて, endと書込み, test.f90とでも名前を付けて保存し,
gfortran test.f90
として, a.outという実行ファイルができていればコンパイル成功である。
./a.out
とすると実行できる. この場合は何も実行されない実行ファイルだが...
実行ファイルに名前を付けるには(例えばtestという名前にする)
gfortran test.f90 -o test
とする。
./test
で実行できる。
Step 2 繰返し文
1から100までの数字を画面に表示してみよう.
do i=1, 100 write(*,*) i enddo end
九九を画面に表示する
do i=1, 9 do j=1, 9 write(*,*) i,' x',j,'=',i*j enddo enddo end
Step 3 ファイルへの書き出し
Step 2のwrite文をwrite(*,*)からwrite(10,*)にすると
do i=1, 100 write(10,*) i enddo end
fort.10というファイルに1から100まで数字が出力されている.
write(15,*)とするとfort.15になる.
下記のようにopen文でファイル名を指定することもできる. ここでは例えば'test2.out'とする.
open(10, file='test2.out') do i=1, 100 write(10,*) i enddo end
Step 4 ファイルからの読み込み
Step 3のtest2.outをtest2.inへファイル名を変更する。
open(10, file='test2.in') open(11, file='test3.out') do i=1, 100 read(10,*) j write(11,*)j*100 enddo end
とすると100倍した数がtest3.outに書き込まれるはずである。